五十棲農園



  • 五十棲靖さんは京たけのこの故郷である長岡京で生まれ育ちました。
    五十棲さんの家は代々たけのこ農家を営んでおり、五十棲さんも26歳のときにたけのこ農家を継ぎました。五十棲さんは今年43歳になられ、既に16年のキャリアをお持ちですが、長岡京のたけのこ農家の中では若手だそうです。

  • 五十棲靖さん
京都に本格的な春を告げる野菜は京たけのこ。
「京たけのこ」は、食用たけのこの代表品種である「孟宗竹」を用い、代々伝わる伝統的な方法で栽培されています。
孟宗竹は約1200年前の弘仁年間(810から823年)に長岡郡海印字寂照院の開祖道雄上人が唐から持ち帰ったとされています。
このことから、長岡京は孟宗竹発祥の地とされ、さらには京たけのこの発祥の地ともされています。
五十棲農園


京たけのこの中でもこの地域から採れるたけのこは「白子たけのこ」と呼ばれており、色の白さと刺身ができるほどの軟らかさ、加えて独特の風味があることが特徴で、京たけのこの中でも最高級品とされています。
白子たけのこを安定して収穫するためには竹藪の手入れが欠かせません。たけのこ収穫が終わる5月には、不要な竹の伐採を行い、日当たりと風通しを確保し、竹林を健全な状態に保ちます。夏には竹林に稲わらを敷き詰め、肥料を撒きます。稲わらは土の柔らかさを維持し、肥料はたけのこを収穫して疲れた竹を元気にします。夏から冬にかけて土を稲わらと肥料の上から2~3cmの厚さで被せるそうです。
この置土でできるひび割れからたけのこを収穫します。


ですが、土から顔を出してしまうとそのたけのこは白子たけのこではなくなってしまいます。白子たけのこは、時期が来たら掘るだけではない1年間の丹精が込められた作品なのです。
熟練の技で掘られた五十棲さんの白子たけのこを是非ご賞味ください。