京都市西京区、京都盆地西山のふもとに開けた丘陵地に位置する大原野。長岡京や平安京の時代から、狩りや花見など貴族たちの行楽の地でした。大原野には多くの神社仏閣が建立され今でも脈々と歴史の営みを感じることができます。特に、大原野神社は、784年に桓武天皇が長岡京へ遷都した際、桓武天皇が奈良春日社の分霊を勧請して、しばしば鷹狩を行っていた大原野に祀ったのに始まるとされており、別名「京春日」とも言われる非常に歴史のある神社です。写真1

そんな歴史の地である大原野は、歴史と自然が多く残される風光明媚な地である一方で、西山から流れる清らかな水を利用した農業が盛んな地でもあります。のどかな田園風景の広がる大原野で白菜栽培に情熱を燃やす若手の生産者に出会いました。写真2-1

三浦元貴さんは1971年生まれの45歳。住宅メーカーに勤めておられましたが、家業の農家を継いで15年以上になります。白菜、ブロッコリ、キャベツ、はなな(菜の花)、大根等栽培されていますが、なんといっても自慢は白菜です。写真3

白菜は核家族化や冷蔵庫のスペースの問題があり、どんどん小玉化しており、食べきりサイズのミニ白菜もスーパーに並んでいます。そんな時代に逆行するかのように三浦さんの白菜はとにかく大玉で、しかも巻がしっかりして重量があります。通常大玉でも2.5kgくらいのところ、3kg以上は当たり前、4kgオーバーもどんどん出荷されています。三浦さんは大きな白菜を作りたいというわけではなく、白菜が気持ちいい環境での栽培にこだわりがあり、その結果が大玉なのです。そんな白菜、おいしいに決まっていますね。写真4

栽培農産物情報

■主な生産物: