京都の南部に久御山町という町があります。久御山町は、かつて町の半分が巨椋池(おぐらいけ)という巨大な池が占めていました。巨椋池は京都で最も大きい湖沼で、巨椋池から水揚げされる豊富な水産物で人々は潤っていました。現在は高速道路のインターチェンジにその名を残すのみで巨椋池は農地に姿を変えました。

内田さんは巨椋池干拓地で農業にを営む3代目。現在は、ガラスハウスで養液栽培のトマトを栽培しておられます。トマトの栽培本数はなんと3000本。1年間の出荷量は最大で30tにもなります。

出荷時期は11月から翌年の6月までと非常に長丁場で、収穫し続けるためには様々な工夫があります。トマトは夏に採れる野菜ですので、冬の間はハウス内に暖房を入れなければなりません。また、通常のトマト栽培では栽培期間が4か月程度で、2mほどの草丈ですが、栽培期間が10か月にもなる内田さんのトマトは上に伸ばせば草丈が脚立に乗っても届かないような高さになります。したがって、誘引する方向にも工夫が必要です。

内田さんが丹精込めて作ったトマトはいつでもフレッシュな旬の味です。しかも肥料となる養液の成分を変えることで品質は年間を通して安定です。

内田さんのトマトは今がまさに最盛期。冬にもおいしいトマトを届けるため、日夜奮闘中です。

栽培農産物情報

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