淀大根(聖護院大根)

まろやかな味わい。煮物に適した野菜

一般的に知られる長大根とは見た目が大きく違い、蕪のような球体が大きな特徴の大根です。
味は、辛味が少なくほんのりとした甘みがあり、きめが細かく味が入りやすいのが特徴。煮崩れしにくいので煮物用に適し、炊くと口の中でとろけるようにやわらかくなります。まろやかな食感が好まれ蕪と大根の良いところをあわせもった京都を代表する野菜です。

淀大根は、正式には聖護院大根

淀ダイコンのルーツは古く、今から170~180年前の文政年間に尾張の国から黒谷(京都市左京区)の金戒光明寺に奉納された長ダイコンをもらい受け、栽培を続けているうちに形の丸い、味の良いダイコンが生まれたといわれています。

正式には京の伝統野菜として認定をされている聖護院大根を大正末期頃に久御山町の東一口(ひがしいもあらい)地域で栽培されはじめ、「淀大根」とブランド名をつけて出荷されています。

淀ダイコンは、早場米を収穫した後の8月末から9月上旬に種が撒かれ、寒さが厳しくなる12月から1月にかけ収穫されます。